「第12回 道徳教育研修会」を開催
令和6年12月21日、22日の2日間にわたり、当財団の学校教育センターは、生涯学習センターにおいて「第12回 道徳教育研修会」を開催。「教師としての教育力・人間力を高める」をテーマに、現職の校長先生をはじめ教育関係者に全国より50名ご参加いただきました。
12回目を迎えた本研修会では、2つの実践発表と4つの講義を展開。モラロジー(道徳科学)の教育観に基づき、現実の教育現場の問題解決に向けた行動につながる道徳授業・道徳教育のあり方について理解を深める貴重な機会となりました。
<内容>
実践発表① 千歳市立東沢小学校教諭 矢澤勲
実践発表② 第一学院高等学校顧問 山口権治
講義「廣池千九郎による『知徳一体』の研究 ー道徳教育の理論と実践を問うー」道徳科学研究所研究員 竹中信介
講義「心を揺り動かし、やる気にさせる指導」財団特任教授 大久保俊輝
講義「廣池千九郎の道徳教育」道徳科学研究所副所長 宮下和大
講義「道徳教育のより一層の充実を目指して」文部科学省初等中等教育局教科調査官 堀田竜次
現在、教育現場では「いじめ」「不登校」など様々な問題が山積していますが、教員、児童生徒、保護者などが安心できる学校教育の実現をめざして、今後どのように教育関係者が努力していくとよいか等を考える充実した研修会になりました。