モラロジーQ&A
モラロジー道徳教育財団とは?
正式名称は「公益財団法人 モラロジー道徳教育財団」、代表者は、廣池幹堂(ひろいけ もとたか)です。
大正15(1926)年に創立、道徳の科学的・学問的研究と、道徳に基づく社会教育・学校教育を推進、平成22年には内閣府より公益財団法人の認定を受けています。
千葉県柏市に所在し、47.2万平方メートル(東京ドーム約10個分)の敷地内には、財団の本部機能を有する総合本館のほか、道徳を学び研究できるセミナーハウスや講堂などの施設、レストラン、サービス付き高齢者向け住宅なども完備しています。
全国3か所に研修・宿泊施設として生涯学習センター、5か所に記念館・講堂、国内12ブロックにそれぞれ出張所を構え、全都道府県の主要都市を中心に約500か所にモラロジー事務所を設置しています。
海外にも関連法人が5か国(ブラジル・台湾・アメリカ・韓国・ナイジェリア)に、ベトナムやフィリピン等でも研修会や講演会などが地元の方々の手によって開催されています。
また、柏の同キャンパス内には関連法人として学校法人廣池学園(麗澤大学、麗澤中学・高等学校など)があり、モラロジー(道徳科学)に基づく学校教育を展開しています。
詳しくは、以下をご覧ください。
モラロジーって何ですか?
モラロジーとは、道徳科学の意で、モラル(道徳)とロジー(学問)からなる学術名称です。法学博士・廣池千九郎が大正15(1926)年に著した『新科学モラロジーを確立するための最初の試みとしての道徳科学の論文』(道徳実行の効果を科学的に証明し、世界における諸聖人の実行した道徳の性質およびその効果を説明した学術書)を基に、あまねく道徳およびこれに関係する諸科学の原理を探究し、道徳が人類の幸福や世界の平和を実現する基礎であることを科学的・学問的に証明していく総合人間学です。
どんな活動をしているのですか?
大別すると、研究・教育・出版の各分野において活動しています。
研究活動では、生命環境・社会科学・人間学・教育・歴史・伝統文化の各研究室において、総合人間学:モラロジーを深化・発展していく研究が進められ、その成果は多くのメディアを通して発表しています。
教育活動では、文部科学省・各地の教育委員会の後援を得て、全国約400会場で毎年3万人が参加する生涯学習セミナーの開催をはじめ、エッセイ募集事業(全国約120会場、25万篇)や道徳に関する講演会・セミナー・研究会の開催など、全国500を超えるモラロジー事務所・連絡所を拠点に活動しています。
出版活動では、小冊子『ニューモラル』(月刊34万部)、月刊誌『れいろう』などの定期刊行物や単行本・書籍の発刊を通じて、社会の道徳化を推進しています。